留学には語学留学、ワーホリ、海外の学校に進学などあります。
この記事では交換留学と呼ばれる制度で、高校時代に10カ月間アメリカに留学した筆者が、その経験を踏まえ、高校生で留学することで得られたことについてお伝えします。
1年程度の留学を考えている方や迷っている方は、是非参考にしていただければ嬉しいです。
高校生で留学することはメリットが多い!だけど、不安なこともある
留学した理由
・英語を話せるようになりたい
・外国の文化を知りたい
私自身は外向的なタイプではなく、大人しかったので、留学に行くことを周囲に伝えたときは驚かれました。でも、学校の中で誰よりも英語喋れるようになって帰ってこようという気持ちを持っていました。
海外ドラマが好き、英語が好き、それで十分!
留学で得られたもの
1.英語力の向上
留学に興味がある方の一番の目的ではないでしょうか?
1年近くもAll Englishの環境にいれば、日常会話であれば話せるようになります。
若いほど吸収力が高いため、言語を使えるようになる速度も早いと考られます。
体感、3か月ほどで聞き取れるようになってきます。
ただ、限りある留学期間にどれだけ生の英語をインプットし、それをアウトプットするかが大事だと考えています。
その為に現地の人とのコミュニケーションの量を増やし、日本語との接触を減らしました。
2. 異文化を知れる
ホームステイが一般的な高校留学では、海外の一般家庭のお宅に留学生、として住むことができます。
学校生活、食事、言語、全て違います。
海外の人と一緒に生活を送るので、いかに今までと違うことを受け入れられるかが鍵になります。
アメリカで言えば、キリスト教文化は日本人からしては馴染みがないかもしれません。
毎週日曜日の午前中は教会に行く家庭もありますよ。
3. 人との出会い
日本で生活していては出会えない人たちに出会うことができます。
よく分からない国から来た留学生にどれほど優しくしてくれる方が沢山おり、今でも人に恵まれていたと感じます。
また、留学生とは立場が同じであることから、仲良くなれることが多いです。私も仲の良い友人が出来ました。
留学先だけでなく、その友人の国についても学ぶことが出来るので、世界を知ることが出来ます。
4. 印象の変化
高校留学から帰ってきて、明るくなった、可愛くなったと言われたことがあります (前は…?)
でも、そのものの性格が変わったわけではありません。私はMBTIの性格診断ではINFPです。
アメリカではシャイだとずっと言われてました。
ただ、アメリカ人のフレンドリーさが好きでした。スーパーや通りすがりでも気軽に声をかけられます。
5. 未知の場所に行ける
基本的に高校留学では旅行に行く自由さはそこまでありませんが、留学先の高校の修学旅行や留学斡旋会社の旅行で、
ディズニーワールドやニューヨークに行くことが出来ました。
また、旅行では行かないようなローカルな実態を知ることができるのも留学の醍醐味と考えます。
不安な点は?
環境の変化
環境が変わるというのは、希望もたくさんありますがリスクも伴います。
性格上、環境を変えれば絶対良くなる!的な考え方をしてしまいがちだったのですがこれは間違いだと考えています。(環境を変えて辛かった経験あり)
想定していないトラブルに見舞われることもきっとあります。
自分自身ときちんと向き合って、自分なりの後悔しない指針を見つけて、それに従って決めてほしいです。
運の要素がある
ホームステイはホストファミリーを選ぶことが出来ません。
出来る限り評判の良いエージェントを選びましょう。
まとめ
自分の未熟さを痛感させられること、この歳になってもありすぎるほどあります。
ただ、高校留学を考える皆さんはまだ若いので、失敗しても全然大丈夫だと思います。
むしろ、失敗したとしても自己理解が深まったり、経験の一つになるでしょう。
自分で考えて行動した結果であれば、得られるものがたくさんあります。
(だけど、安全面には気をつけてください!)
上記のような変化をくれた、高校留学は人生で経験して一番良かったことくらいに捉えています。
人生が豊かになる一つの選択肢として、検討してみてくださいね。